ちゃんと食べているのに不調?管理栄養士が教える「隠れ栄養不足」の正体

「3食きちんと食べているのに、なんだか疲れが取れない」
「寝ているはずなのに、朝からだるい」
「年齢のせいかな…」

そんなふうに感じたことはありませんか?

実はその不調、食事量ではなく“栄養の中身”が足りていないことが原因かもしれません。
管理栄養士として多くの食事相談を受ける中で、近年とても増えているのが「現代型栄養失調」です。


現代型栄養失調とは?

現代型栄養失調とは、
カロリーは足りているのに、体に必要な栄養素が不足している状態のこと。

✔ お腹は空いていない
✔ 体重も大きく変わらない
✔ 一見、普通に食べている

それでも

  • 疲れやすい
  • 集中力が続かない
  • 体調を崩しやすい

という不調が出やすくなります。

外食やコンビニ、簡単調理が増えた今の食生活では、「食べている=栄養が足りている」とは限らないのです。


こんな症状、当てはまりませんか?

以下の中で、いくつ当てはまりますか?

  • 朝起きても疲れが残っている
  • 甘いものやカフェインがやめられない
  • 肌荒れ・髪のパサつきが気になる
  • 風邪をひきやすい
  • イライラしやすい、気分が落ち込みやすい

2〜3個以上当てはまる方は、栄養不足が体調に影響している可能性があります。


不足しやすい栄養素トップ3

① たんぱく質

たんぱく質は、筋肉・肌・髪・ホルモン・免疫など、体の材料になる栄養素。
特に不足しやすいのが

  • 朝食
  • 軽めの昼食

「パンとコーヒーだけ」「おにぎりだけ」という食事が続くと、気づかないうちに不足します。

目安:1食に「手のひら1枚分」のたんぱく質食品(卵・魚・肉・大豆製品など)


② ビタミンD

ビタミンDは

  • 免疫
  • 骨の健康
  • メンタルの安定

に関わる重要な栄養素です。

✔ 日中は室内にいることが多い
✔ 紫外線対策をしっかりしている

こうした生活では、慢性的に不足しやすくなります。魚類やきのこ類を意識して取り入れることが大切です。


③ 鉄・マグネシウム

これらのミネラルは

  • 疲労感
  • イライラ
  • 頭痛

と深く関係しています。
特に女性は

  • 月経
  • ダイエット経験

により不足しやすく、「気合いで頑張ってしまう」方ほど要注意です。


今日からできる改善ポイント

いきなり完璧な食事を目指す必要はありません。

まずはここから意識してみてください。

  • 朝食にたんぱく質を1品足す
     (卵・ヨーグルト・納豆・プロテインなど)
  • 「主食+主菜+副菜」を毎食完璧にしようとしない
  • サプリメントは食事の代わりではなく補助と考える

少しの積み重ねでも、体はきちんと反応してくれます。


まとめ

不調は、年齢や気合の問題ではありません。体は、毎日の食事の積み重ねでできています。

「ちゃんと食べているつもり」から「体に必要な栄養が足りているか」へ。

食事を少し見直すだけで、
今よりラクに、軽く過ごせるようになるかもしれません。


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