寒い季節は基礎代謝が上がる理由と、管理栄養士が教える冬の栄養術
「寒くなると基礎代謝が上がるから、冬は痩せやすい」
そんな話を聞いたことはありませんか?
実はこれは 医学的に“半分正解”。
寒さによって身体が体温を保とうとするため、冬はエネルギー消費がやや増える=基礎代謝が上がりやすいのです。
ただし、冬は運動量が減ったりイベントが増えたりするため、行動によって太りやすくなる季節でもあるのが現実。
そこで今回は、管理栄養士の視点から
- 冬に基礎代謝が上がる理由
- 冬のダイエットを成功させるコツ
- 今日からできる栄養アドバイス
をわかりやすくまとめました。
西多摩郡瑞穂町のあい整骨院、横浜市保土ヶ谷区のメディカル・ブルー整骨院をご利用の皆さまの健康づくりにも役立てていただけたら嬉しいです。
◆ 冬に基礎代謝が上がりやすいのはなぜ?
人の身体は、外の寒さに負けず 36〜37℃の体温を維持するために熱を作り出します。
これを 「寒冷熱産生(かんれいねつさんせい)」 と呼び、何もしなくてもエネルギーが使われる仕組みです。
冬はこの寒冷熱産生が活発になり、次のような影響が出ます。
- 体温維持のために消費カロリーが増える
- 基礎代謝がやや上昇する傾向
- 脂肪がエネルギー源として使われやすい
特に冷え性の人は、体が熱を作ろうと頑張るため、意外と冬の方が代謝が上がりやすいことも。
◆ しかし「冬は痩せやすい」とは言い切れない理由
良いことばかりではありません。冬は次のような“太りやすい要素”も増えます。
- 外に出るのが億劫で 活動量が落ちやすい
- 忘年会・新年会など 高カロリーの食事が続く
- 冷えによる血流低下で むくみやすい
- 温かい炭水化物(うどん・ラーメン・鍋の〆など)が増える
つまり、基礎代謝が上がるという“追い風”を、生活習慣が帳消しにしてしまうケースが多いのです。
◆ 冬こそダイエット成功率が上がる3つの理由
ここからは、管理栄養士として“なぜ冬がダイエットのチャンスなのか”を詳しく解説します。
① 熱を生む「筋肉」が鍛えやすい季節
体を温めるために筋肉の役割が増えるため、筋トレの効果が出やすい時期。
② 温かい食事で代謝アップを狙える
スープ、煮物、温野菜など“温かい×栄養満点”のメニューが取り入れやすい。
③ ホルモンバランスが安定しやすい
睡眠の質が上がる冬は、食欲ホルモンが安定しやすいといわれます。
◆ 管理栄養士が教える「冬の栄養アドバイス」
ここからは文章量を増やし、より栄養記事としての価値を高めています。
● 1. 温まる食材で体の内側から代謝UP
● 根菜類(にんじん・大根・ごぼう)
食物繊維が豊富で、体の中でゆっくりエネルギーに変わり、体温を保ちやすい。
● 発酵食品(味噌・納豆・キムチ・ヨーグルト)
腸内環境が整うと代謝に大きく影響。免疫力アップにも。
● 生姜・ネギ・にんにく
血流を促し、冷えの改善に効果的。
● 魚(特に青魚)
EPA・DHAが血流を改善し、冬に起こりやすい肩こり・冷え対策にも。
● 2. 冬に太りにくい食べ方のコツ
● 温かい汁物を“1品目”にする
体を温め、食べすぎを防ぎ、満腹感が持続。
● 炭水化物は “温+野菜セット” で
お雑煮、鍋の〆などは、必ず野菜を先にたっぷり入れることで血糖値の急上昇を防げます。
● タンパク質は温かく調理
鍋・スープ・煮魚は、冷えた体を効率よく温める優秀メニュー。
● 3. 冬におすすめの簡単メニュー
- 生姜たっぷり豚汁
- 鮭と野菜のホイル焼き
- 根菜と鶏肉のポトフ
- キムチ納豆×温かいご飯
- ほうれん草のおひたし×湯豆腐
どれも手軽で、体を内側から温めて代謝を底上げできます。
◆ 西多摩郡瑞穂町・横浜市保土ヶ谷区での健康サポート
当院グループでは、
西多摩郡瑞穂町の あい整骨院、
横浜市保土ヶ谷区の メディカル・ブルー整骨院 にて
地域の皆さまの健康サポートを行っています。
冬の冷えによる肩こり・腰痛、代謝低下、むくみなどでお困りの方は、
栄養と施術の両面からサポート可能ですので、お気軽にご相談ください。