普段、食品を選ぶとき、何を気にしてえらんでいますか?
ダイエット中に食品を選ぶとき、「カロリー」や「糖質量」ばかりを気にしていたり。
実は、パッケージ裏に書かれている原材料名表示をチェックするだけで、その商品が「主食にできるのか」「おやつ扱いにすべきなのか」がわかることがあります。
市販品を上手に選ぶことは、ダイエットを無理なく続ける大切なコツです。今回は、管理栄養士の視点から、原材料名表示をどう読み解けばよいのかを解説します。
原材料名表示の基本ルール
食品表示法では、原材料は使用量が多い順に記載することが義務づけられています。
つまり、一番最初に書かれているもの=その食品の“顔”になる材料なのです。
例えば、クッキーの原材料が「砂糖、小麦粉、植物油脂…」とあれば、「砂糖が一番多い」お菓子だと分かります。
「砂糖」が一番多い商品は、炭水化物は確保できるものの、他のビタミンやミネラルといった栄養素は少なめな傾向があるため注意が必要です。
ダイエット中に注目すべき3つのポイント
1. 主原料と品名をチェックする
パンを選ぶとき、原材料の最初が「小麦粉」であれば主食として利用しやすいですが、「砂糖」が先に来ている商品は甘味が強く、エネルギー過多になりがちです。
また、品名にも注目しましょう。
- **「パン」**と表示されているもの → 主食として考えられる。
- **「菓子パン」**と表示されているもの → おやつ扱い。
ダイエット中は、菓子パンを朝食や昼食代わりにするのではなく、“間食”としてカウントするのがおすすめです。同じ「パン」でも、品名と原材料の順番を意識するだけでダイエットの成果が変わってきます。
2. 油脂の種類から食感と質を見抜く
油脂は食品の味わいや食感を大きく左右する要素です。原材料名に注目すると、以下のような違いが分かります。
- バター
乳由来の油脂。風味が豊かでコクがあり、満足感の高い食感。 - マーガリン
植物油を加工して作られ、軽い口当たりを出すのが得意。パンや焼き菓子でふんわり感を演出。 - ショートニング
クッキーやスナック菓子によく使われ、サクサク・ホロホロとした軽い食感を出す。 - 植物油脂
「なたね油」「大豆油」「パーム油」など多種類がありますが、単に「植物油脂」と書かれていると具体性が分かりにくいケースも。コスト重視で使われていることもあります。
この油脂の種類を見ると、「どんな食感なのか」「満足感が得やすいのか」まで想像できます。ダイエット中は、満足感を得やすい食品を選ぶことが、食べすぎ防止につながります。
3. 添加物の使われ方を確認する
保存料や着色料、甘味料などの添加物は最後の方に記載されることが多いです。
少量なら健康に大きな影響はありませんが、「添加物がずらっと並んでいる商品」は加工度が高いサイン。ダイエットの他、健康を意識するのであれば、添加物の多い食品の頻度や量には気を付けられるといいですね!
ダイエットに役立つ商品選びのコツまとめ
- 原材料の最初に何が書かれているかをチェック
- 「菓子パン」はおやつとしてカウント
- 油脂の種類から食感や満足感をイメージ
- 添加物が少ないシンプルな商品を選ぶ
この4つを意識するだけで、食事の質が自然と整い、ダイエットを続けやすくなります。
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- 西多摩郡瑞穂町のあい整骨院
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まとめ
原材料名表示は、食品の性格を読み解くヒントです。
ダイエット中の方は「原材料の順番」「品名」「油脂」「添加物」の4点を意識することで、無理なく成果につながる食生活をつくることができます。
市販品を上手に味方につけて、健康的で続けやすいダイエットを実現していきましょう。