学生アスリートが「思うように食べられない」背景3選

こんにちは。管理栄養士の吉良です。
日々、部活動やクラブチームで汗を流す学生アスリートの皆さんや、その保護者の方とお話しする中で、一つ気になる傾向が見えてきました。

それは――
必要な量をしっかり食べられていない学生がとても多い ということです。

強化指定校や強豪チームで寮生活をしている選手は、食環境が整っているため比較的安心できます。
しかし、自宅で過ごす学生や、一人で栄養管理を行っている選手は、どうしても摂取量が不足しがちです。

実際、西多摩郡瑞穂町にあるあい整骨院や、横浜市保土ヶ谷区のメディカル・ブルー整骨院に来院される学生アスリートからも、同様の悩みを耳にすることが増えてきました。


学生が食べきれない理由は大きく3つ

① 食費のプレッシャー

補食や間食をコンビニで買うと、1回あたり数百円。
月にすると1万円以上になるケースもあり、家庭にとっても学生自身にとっても大きな負担です。

近年は「物価上昇」「家計の節約」が話題になることが多く、
「お腹いっぱい食べなさい」よりも「無駄遣いは控えてね」と声をかけられる子が増えています。
この空気感が、食事量の不足につながっているのです。


② 食べることの意味が伝わっていない

「食べると体が大きくなる」という知識は知っていても、それがモチベーションにならない学生がほとんどです。

実際には、食べて体を作ることで得られる恩恵はとても大きいのです。

  • ケガのリスクが減る
  • 当たり負けせずにプレーできる
  • 動き出しが速くなる
  • 相手に威圧感を与えられる
  • そして…やっぱり“モテる”

こうした具体的なメリットを実感できれば、「食べなきゃ!」という意識は自然と芽生えてきます。


③ 食事量に慣れていない

食べることも筋トレと同じで、急に負荷をかけるのは難しいもの。
少しずつ食べる量を増やし、“食べる力”を鍛えていく必要があります。

いわゆる「食トレ」は、一朝一夕では結果が出ません。
早い時期から習慣化している選手は自然と量をこなせますが、そうでない場合は差が生まれやすいのです。


管理栄養士からのメッセージ

学生アスリートが食べられない背景には、経済的な事情・モチベーション不足・習慣の欠如があります。

しかし、工夫しながら補食を取り入れたり、少しずつ慣らしていくことで、体は確実に変わります。
食事は単なる「栄養補給」ではなく、試合で成果を出すためのトレーニングの一部です。


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📍西多摩郡瑞穂町のあい整骨院
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