スーパーの牛乳売り場に行くと、「牛乳」「低脂肪乳」「無脂肪乳」などさまざまな種類が並んでいます。
「どれを選べばいいの?」
「値段が違うのはなぜ?」
このような疑問を持ったことはありませんか?
今回は、管理栄養士の視点から牛乳の種類や栄養価、価格の違いについて解説します。
牛乳にはどんな種類がある?
牛乳売り場でよく見かける商品は、大きく3つに分けられます。
① 牛乳
一般的な「牛乳」は、生乳を加熱殺菌したもので、生乳をほぼそのまま使用しています。
【特徴】
- 乳脂肪分:3.0%以上
- コクがあり濃厚な味わい
- カルシウムやたんぱく質が豊富
牛乳本来の風味を楽しみたい方におすすめです。
② 低脂肪乳
低脂肪乳は、牛乳から脂肪分を一部取り除いたものです。
【特徴】
- 乳脂肪分:0.5~1.5%程度
- 牛乳よりカロリーが低い
- あっさりした飲み口
ダイエット中の方や脂質を控えたい方に選ばれています。
③ 無脂肪乳
無脂肪乳は、脂肪分をほとんど除去した乳製品です。
【特徴】
- 乳脂肪分:0.5%未満
- カロリーがさらに低い
- さっぱりとした味わい
脂質制限が必要な方やカロリーを抑えたい方に向いています。
栄養価はどれくらい違うの?
200mlあたりの目安を比較してみましょう。
| 種類 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 |
|---|---|---|---|
| 牛乳 | 約122kcal | 約6.6g | 約7.6g |
| 低脂肪乳 | 約90kcal | 約7.0g | 約2.0g |
| 無脂肪乳 | 約70kcal | 約7.0g | ほぼ0g |
実は、カルシウムやたんぱく質の量は大きく変わりません。
そのため、
- 成長期のお子さま
- 骨粗しょう症予防をしたい方
- 筋力維持をしたい高齢者
には、どの種類でも栄養補給に役立ちます。
なぜ価格が違うの?
同じ売り場でも、低脂肪乳や無脂肪乳の方が安いことがあります。
その理由の一つは、取り除いた乳脂肪の利用価値です。
牛乳から分離された乳脂肪は、
- バター
- 生クリーム
- チーズ
などの原料として活用されます。
そのため、乳脂肪を取り除いた低脂肪乳や無脂肪乳は、比較的価格を抑えやすい傾向があります。
また、メーカーごとの製造方法や原料調達コストによっても価格差が生じます。
どれを選べばいい?
目的によって選び方は変わります。
牛乳がおすすめの方
- 成長期の子ども
- 食が細い方
- コクのある味が好きな方
低脂肪乳がおすすめの方
- 体重管理をしたい方
- 脂質を少し控えたい方
- コクも脂質量を控えることもあきらめたくない方
無脂肪乳がおすすめの方
- 脂質制限が必要な方
- カロリーをできるだけ抑えたい方
- 食事からの脂質摂取が多い方
まとめ
牛乳、低脂肪乳、無脂肪乳は脂肪分に違いがありますが、カルシウムやたんぱく質はしっかり含まれています。
迷った際には、
・価格
・味の好み
・ご自身の身体の状況
などに合わせて選べるよう、情報を持っておくことも大切です。
毎日の食事が、あなたの身体を作っています。どんな栄養素を何から取るのかを意識してみましょう!
西多摩郡瑞穂町のあい整骨院、横浜市保土ヶ谷区のメディカル・ブルー整骨院では、管理栄養士による栄養相談も行っています。
基本がLINE/オンラインでの相談になります。整骨院に通われていない方も大歓迎です!
食事や栄養について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。