食事バランスガイド徹底解説|“何をどれだけ”食べればいいの?
「バランスよく食べる」って、具体的にどういうこと?
前回のブログでは、「コンビニで買える!PFCバランス◎な組み合わせ3選」として、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを意識した食事選びを紹介しました。
でも、毎日の食事を見直すとき「もっと広い視点で、何をどれだけ食べたらいいの?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本の栄養指導で基準とされている「食事バランスガイド」を使って、食事の全体像を分かりやすく解説します!
食事バランスガイドとは?

※画像は厚生労働省サイトより
「食事バランスガイド」は、厚生労働省と農林水産省が共同で作成した、1日の食事の望ましいバランスを示すガイドラインです。
特徴は、「コマ」の形をした図になっていること。コマの部分は料理のジャンル(主食・副菜・主菜など)で構成されており、上から水分(回すヒモの部分)も含めて、回す=生活習慣を整える、というメッセージも込められています。
料理区分ごとの役割と目安量
それぞれの料理がどんな役割を持っていて、どれくらいの量が必要かを見てみましょう。
● 主食(ごはん・パン・麺類など)
- 役割:エネルギー源(炭水化物)
- 目安:1日5〜7皿(例:ごはん小盛1杯=1皿)
● 副菜(野菜・海藻・きのこ類)
- 役割:ビタミン・ミネラル・食物繊維の補給
- 目安:1日5〜6皿(例:野菜の小鉢1つ=1皿)
● 主菜(肉・魚・卵・大豆製品など)
- 役割:筋肉・ホルモンを作るたんぱく質源
- 目安:1日3〜5皿(例:焼き魚1切れ=1皿)
● 牛乳・乳製品
- 役割:カルシウム補給
- 目安:1日2皿(例:牛乳200ml=1皿)
● 果物
- 役割:ビタミンCや抗酸化成分の補給
- 目安:1日2皿(例:みかん1個=1皿)
1日の食事例:こんなふうに取り入れよう!
\コマの内容を意識した1日のメニュー例/
食事 | メニュー | 料理区分(例) |
---|---|---|
朝食 | トースト、ゆで卵、サラダ、ヨーグルト、バナナ | 主食・主菜・副菜・乳製品・果物 |
昼食 | おにぎり2個、唐揚げ、きんぴらごぼう、味噌汁 | 主食・主菜・副菜 |
夕食 | ごはん、焼き鮭、ひじき煮、小松菜のおひたし、牛乳 | 主食・主菜・副菜・乳製品 |
※「料理区分」で見ると、栄養素だけでなく“どんな料理”を食べるかが明確になるのがポイントです。
よくある疑問Q&A
Q. PFCバランスと食事バランスガイド、どっちを意識すればいい?
→どちらも大切ですが、まずは料理区分(食事バランスガイド)を整えることが優先。自然とPFCバランスも整ってきます。
Q. 外食やコンビニでもできる?
→はい!前回紹介したPFCバランス◎の選び方をベースに、「副菜をもう1品足す」だけでもOKです。
Q. 主菜が多くなりがち…どうすれば?
→野菜のお惣菜や、味噌汁・スープに具材をプラスすることでバランスが取りやすくなります。
まとめ:「完璧」より「意識」が大事!
「バランスの良い食事」と聞くと、なんだか難しそうに思えますよね。でも、完璧を目指さなくても大丈夫。まずは“主食・主菜・副菜”の3つを毎食揃えることから始めてみましょう。
食事バランスガイドは、そのヒントをわかりやすく教えてくれる心強い味方です。
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