足先の冷えは食事で変わる 管理栄養士が教える冬の温活ごはん術

足の冷えは体質ではなく、毎日の食生活が関係しています

冬になると、足先が冷たくて寝つけない、靴下を重ねても温まらないという声をよく耳にします。
実はこの「冷え」、体質だけでなく、日々の食事内容が深く関係していることをご存じでしょうか。

体が冷えると血液の巡りが悪くなり、代謝が下がります。
その結果、肩こりや疲れ、肌荒れ、生理不順などの不調につながることもあります。
冷え性だからとあきらめずに、毎日の食事で体の中から温めていくことが大切です。


冷え性のタイプを知って、自分に合った対策を

冷え性にはいくつかのタイプがあります。
自分がどのタイプかを知ることで、食事の工夫も変わってきます。

タイプ主な原因特徴
血流不足タイプ鉄分やたんぱく質の不足手足の先が冷たい、立ちくらみがある
自律神経タイプストレスや睡眠不足手足の温度差が大きい、寝つきが悪い
代謝低下タイプ食事量の不足や朝食抜き体の芯から冷える、疲れやすい

どのタイプにも共通しているのは、血の巡りの悪さとエネルギー不足です。
つまり、バランスの取れた食事が冷え性改善の基本になります。


体を温める食事のポイント

朝は温かい料理とたんぱく質を

朝は体温が最も低い時間帯です。
冷たい飲み物やパンだけの朝食では、体が温まりにくくなります。
味噌汁やスープに卵、豆腐、魚などのたんぱく質を加えると、代謝が上がりやすくなります。

温野菜を中心にする

冷たいサラダや冷たいドリンクは、胃腸を冷やしてしまいます。
にんじん、大根、ごぼう、れんこんなど、火を通した根菜を積極的に取り入れましょう。

鉄やビタミンの摂取を意識する

血流を促す鉄分(赤身肉、ひじき、レバー)、
血管を守るビタミンE(ナッツ類、かぼちゃ)、
代謝を支えるビタミンB群(豚肉、玄米)などを意識的に取り入れることがポイントです。


冬の味方「しょうが」を上手に活用

しょうがは、冬の冷え対策に欠かせない食材です。
しょうがに含まれる成分には血行を良くし、体を温める働きがあります。
生のしょうがは体の表面を温めるのに向いており、加熱したしょうがは体の中から温めてくれます。

寒い季節は、加熱したしょうがを使ったスープや鍋料理が特におすすめです。
味噌汁に少量加えるだけでも、体がじんわり温まります。


食事を整えて冷えに負けない体をつくる

冷え性を改善するには、食事・睡眠・生活リズムのバランスが大切です。
毎日完璧を目指す必要はありません。
一日一食でも、温かい料理を取り入れることから始めてみましょう。

少しずつ続けることで、血の巡りが良くなり、手足の冷えも和らいでいきます。


地域の皆さまへ

西多摩郡瑞穂町のあい整骨院、横浜市保土ヶ谷区のメディカル・ブルー整骨院では、
体の冷えや自律神経の乱れ、疲労感などのご相談を多くいただいています。

「足先の冷えがつらい」「体が冷えて眠れない」といったお悩みをお持ちの方は、
血流を整えるケアや生活習慣の見直しも大切です。
気になる症状があるときは、いつでもお気軽にご相談ください。


管理栄養士より

冷え性は体質ではなく、日々の積み重ねで変えられます。
今日の食事が、未来のあなたの体温をつくります。
この冬は、食べて温める「温活ごはん」で元気に過ごしましょう。


栄養相談を実施しています(オンライン対応あり)

あい整骨院・メディカル・ブルー整骨院では、
管理栄養士による食事・栄養相談を受け付けています。

冷え性、疲労、免疫力の低下、ダイエットなど、
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